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湿気ボード(越冬中の結露・湿気対策)

YouTubeで公開しています。

みつばちたちの越冬中かならず発生する巣箱内の結露。
外気温と巣箱内の温度の差で空気中の水蒸気が水に変わり巣箱の中に結露が発生してしまいます。
そのため巣箱内の湿度がぐんと上がり、みつばちたちに悪影響を与えてしまいます。

元々みつばちは、体を寄せ合い(クラスターを作り)さらに熱を発生させて巣箱内の温度を保てるので、過度な断熱・保温は必要ないのですが、ここは巣箱を置いている環境で対応が大きく変わるところです。モカメルでは岩手県洋野町の久慈平岳のふもとに巣箱を置いているため真冬の気温は氷点下。-10℃以上になる夜もあります。そのため巣箱を寒気から守るため暖めてあげる必要があります。

巣箱を暖めると通常よりも多くの結露が発生してしまい、その対策を行わないと逆効果になってしまうため注意が必要です。モカメルでは湿気対策として湿気ボードを制作し使用しています。

真ん中に通気孔を開けたボードです。

金網の大きさは、みつばちが通れない大きさです。
ここから巣箱内の湿気を上へ送ります。

このボードを巣箱の上に置いて、さらに半丈用の継箱も重ねます。

継箱の中には、水分を吸ってもらうため麻布や新聞紙を入れます。
湿気ボードから上がってきた湿気をここでキャッチしながら巣箱の蓋についている通気口から空気を逃がします。

本格的な冬が始まる少し前には、巣箱の周りにも断熱シートを巻き、巣門を20mm〜40mmに狭めます。さらに湿気ボードについている口を開けて空気の通り道と冬場のみつばちの出入り口にします。モカメルでは、みつばちたちが少しでも快適に過ごせるよう独自のアイディアで自作した物を積極的に使用しています。