令和8年度 岩手県北支部総会に出席しました - モカメル

みつばちだより

令和8年度 岩手県北支部総会に出席しました

こんにちは、天然はちみつ モカメルです。
二戸市にある「割烹旅館おぼない」にて開催された令和8年度 岩手県北支部総会に出席してきました。

今年も岩手県の県北地域の養蜂家が集まり、一年を振り返り、そしてこれからの養蜂について考える大切な場となりました。

令和8年度 岩手県北支部総会の会場「割烹旅館おぼない」(二戸市)
「割烹旅館おぼない」(二戸市)エントランス

総会の様子

総会では、

・昨年度の活動報告
・収支決算の報告
・今年度の予算案
・今後の活動予定

といった内容について、確認・共有が行われました。

岩手県北支部総会で行われた養蜂活動報告と今後の取り組みについての協議

また今回は、二戸市農業振興課の皆さんにもご出席いただき、農薬や害獣被害を中心とした意見交換の時間も設けられました。

意見交換を行う二戸市農業振興課の皆さん

クマ被害についての報告

総会の中では、クマによる被害状況についても共有されました。

実は、今回報告したクマ被害は、私たちモカメルの養蜂場で実際に起きた被害です。
自然豊かな環境で養蜂を行う一方で、年々、クマとの距離は近くなっており、養蜂家にとって深刻な問題となっています。

こうした現状を共有することで、今後の対策や情報連携の重要性を、改めて実感する場となりました。

農薬被害の深刻な現状

また、農薬による被害についても、今年は特に深刻な報告がありました。

私たちの養蜂場では幸い被害はありませんでしたが、二戸市・一戸町周辺では甚大な被害が発生したとのことです。

主な原因は、水田で使用される農薬と考えられており、近年の米不足の影響で、二戸市では水稲の作付面積が約10%増加したことも、影響の一因ではないかと共有されました。

ただし、作付面積の増加以上に、想定を超える被害が出てしまったのが現状です。

養蜂は農業にとって欠かせない存在

今回の総会を通して、改めて感じたのは、養蜂は農業にとって欠かせない存在であるということです。

みつばちは、はちみつを作るだけではなく、「いちご、さくらんぼ、りんごなど」
私たちの食卓に並ぶ多くの農作物は、みつばちによる受粉=ポリネーションによって実を結んでいます。

みつばちがいなければ、

・実の付きが悪くなる
・形が不揃いになる
・収量が大きく落ちる

といった影響が出る作物も少なくありません。

養蜂は、「はちみつを作る仕事」であると同時に、農家さんの栽培を支える大切な役割も担っています。

農業と養蜂が共に続いていくために

農業と養蜂は、本来とても深くつながっています。
だからこそ、農薬の使い方ひとつで、お互いの仕事に大きな影響が出てしまう現実もあります。

今回の総会では、養蜂家と行政の方々が同じ場で情報を共有し、「どうすれば共に続けていけるのか」を話し合う、とても大切な時間となりました。

みつばちが安心して飛べる環境は、結果として農業全体の安定にもつながります。

はちみつを通して、みつばちの役割や養蜂の現状についても、少しでも知ってもらえたら嬉しいです。

昨年の記事もあわせてどうぞ↓
令和7年度 岩手県北支部総会